岩井あすなろ『介護DX構想』
DX※(デジタルトランスフォーメーション)をご存じでしょうか?
※データとICT技術の活用によって業務の方法・プロセスや組織・風土等を変革すること
この考え方を介護分野に適応したのが介護DXといい、介護ICTを導入することによって介護業務の進め方自体を効率化していく取り組みをさします。
岩井あすなろ特養では、各部署の役職から新人まで交えたDX推進委員を立ち上げ、介護DXにいち早く取り組んでいます。
<施設の目指すべき姿>
(1)ICTを導入することにより職員の業務負担の軽減を図る
(2)個別ケアの促進・チームとしてケアの質の向上を目指していく
(3)安全に見守りができ、各種データを分析し適切な支援の構築を目指していく
導入している見守り機器の紹介・説明
介護支援システムについて(BSS企画ライブコネクト)
最先端センサーとAI技術を導入し
ケアの質の向上×介護負担の軽減=介護現場をより魅力的に!
①訪室しなくてもモニターで利用者の様子を確認できるので夜間の訪室回数を減らし職員の負担軽減となっています
②職員がスマホ等の端末でどこからでも様子がわかるようになりました通知があれば居室に近い職員が速やかに駆けつけることができます
③呼吸や心拍数、眠りの深さがわかるため、夜間のおむつ交換や起床のタイミングを合わせるなど、ケアの質の向上に役立っています
④必要な場所にセンサーを設置することで離床を知らせ事故防止、所在確認に役立っています
今までは1時間に1回の巡視に加え、居室からの物音やNCで何度も廊下を行き来していた夜勤でしたが、介護支援システムを導入することで全利用者の様子がどこからでも確認することができ、巡視の回数が減ることや気になって訪室する回数が減るなど、職員にとっては身体的にも精神的にも負担が減りました。