あすなろ会では、新人職員の育成の為、保育士は「エルダー制度」、介護士は「プリセプター制度」を導入しています。
エルダー制度及びプリセプター制度とは、気軽に相談できる先輩職員(エルダー・プリセプター)が、仕事のサポートから心理的なケアなどを行い、新人職員が早く職場に馴染めるように支援を行う取組みです。
エルダー制度(保育士)
エルダー制度について
面談は1対1で行います。落ち着いて話せるよう、エルダーも工夫して場所や環境を整えます。
エルダー制度とは
主に新人保育士に先輩保育士が1対1で寄り添いながら、対話を通して仕事上の不安・悩みの解消を図りながら育成を支援する制度です。
対象者アンケート
- 年の近い職員との面談は相談しやすく共感やアドバイスをもらえ頑張ろうと思える。
- 年齢の近いエルダーとの面談は、安心した環境で人間環境を築くことにつながっていると感じた。
- 1対1で話すことで緊張することなく相談できる。
- 悩みや相談できる場なので、このような制度がありありがたい。
- 自分がエルダーになった時、若手から見た世界や、考え方を知ることで気づきもあり、様々な視点からみられる目を養うことにもつながると思う。
面談シートに沿って話をしていきます。その他、困っていること、悩んでいること、嬉しかったできごとなどいろいろお話します。
時には保育のアドバイスを直接受けたり、システム入力の指導などもします。
わかる、わかる、緊張するよね。私もそうだったよ。毎日笑顔で挨拶を交わすことを続けるだけでも距離が縮まるよ。
保護者の方とうまく話せないんです・・。
エルダーアンケート
- 自分自身も初心に返り、見直す機会になった。自分自身もエルダーをすることで少し成長することができた。
- 悩みに対して的確なアドバイスができているのか不安になるところもあるが、話しやすい雰囲気を作り、少しでも解決できていれば嬉しいと思う。
- 新人の悩みを聞きながら自分もそんな風に考えていたなと振り返る機会になった。
- 日々の中でも話をすることが増え、当初より良好な関係になったように感じるため良いきっかけになった。
プリセプター制度(介護士)
高齢者施設では、新人介護士に精神的支援や技術・知識の習得をサポートするプリセプターシップを導入しています。
プリセプターは一定期間、新人介護士が職場に適応できるように最も身近な存在として支援します。新人介護士は、プリセプターをロールモデルとしながら介護実践を重ね、介護士として自信をつけていきます。
プリセプターとともに定期的に介護実践を振り返ることで、自分の課題に気づき、新たな目標に向かうことができます。
プリセプターシップの流れ
(ペアミーティング中の様子)
新人職員からは言いにくい事も配慮して、プリセプターから質問しながらミーティングを行いプリセプティの気持ちを引き出しています。ペアミーティングでは、業務や、プリセプティの目標の進捗状況を再確認します。
同じ先輩に指導してもらえるので、相談しやすいので安心して相談しています。
(看取り研修の様子)
経験の少ない新人職員にはより丁寧に、看護職と、指導職が研修をサポートします。
国籍も、年齢も超えて新人パワーで一緒に頑張っています!