研修制度

あすなろ会では、法人内に研修委員会を設置しています。職員個々のスキルレベルに合わせて、さまざまな研修を実施しています。

法人内研修内容

  • 新規採用・1級職採用時研修(1級職員、1年目)
  • 新任職員研修(2年目~3年目)
  • 中堅職員研修(3年~5年目)
  • 中堅リーダー職員研修(6年以上の一般職)
  • 副主任研修(副主任)
  • 指導的職員研修(副主任~副主幹)
  • 管理職研修(施設長、管理者、次長等)
  • 保育職員合同研修
  • 介護支援専門員試験準備講座
  • 介護福祉士国家試験模擬試験
  • 法人事例研究発表会

その他

  • 各施設内や部署にて研修会、勉強会を開催。
  • 介護、障がい、保育、調理・栄養、看護、リハビリ職など職種による専門部会にて研修や勉強会、情報交換を行っている。
  • 外部研修(関係団体の研修会等)

階層別の研修体制

役職や職務レベルに分けた階層別研修として、さまざまな研修を実施しています。法人理念を共有し、普段あまり顔を合わせることの少ないスタッフ同士の連携・情報共有・切磋琢磨の場になっています。

新規採用・1級職採用時研修

採用時に3日間の研修を行います。法人理念やあすなろ会の職員としての心構え、接遇について、職種ごとのマニュアル説明、各種規程、規則の説明、座学とグループワークを交えて学びます。共同炊飯なども行い、チームワークの大切さ、同期のスタッフとの仲間意識を深めてもらうことも目的のひとつです。

新規採用・1級職採用時研修(フォローアップ研修)

採用後に年3回実施する研修。それぞれの配属先で勤務し、嬉しかったこと、辛かったこと、悩みや不安などそれぞれが思う、色々な気持ちを聴き話し合い、自分と同じ思いを持つ仲間に囲まれていると思える研修。また、同期職員と成長を認め合うことができる研修です。

新任職員研修

「鉄は熱いうちに打て」という。3年以内に法人職員のマインド形成をしっかり行うよう、接遇、権利擁護、福祉職員の心構えについて2年目の職員に対して行っている。研修委員をアドバイザーとし、各々が入職以来の「喜怒哀楽」を吐き出すグループワークを行う。また、福祉職員として最も大切なことは、接遇であると考え、特に接遇研修に力を入れている。外部講師を迎えしっかりと接遇を見直している。

新任職員研修(フォローアップ研修)

年2回開催している。働き始めて2年目、3年目になると、「馴れ」も出はじめ、利用者やその家族との距離が少し近くなり、自分の利用者への接し方を客観的に判断するのが難しくなったりする。自身を振り返ることで、積み上げてきたスキルを確かなものとしながら、更なる能力向上のための改善点を仲間とともに見つけられるように取り組んでいる。

中堅職員研修

中堅職員研修では、在職3~5年の職員を対象に、中堅職員の役割・多職種協働について学んでいる。また、自分が置かれている立場を自覚しながら、利用者のことを考え、福祉職に就いている者として心得ておかなければならないことは何なのかなど、改めて自分自身を見つめ直し、基本に立ち返ることができる機会となるような研修会となっている。

中堅リーダー職員研修

中堅リーダー職員研修では、在職6年以上~6級までの職員を対象に、中堅リーダーとして職員の指導・育成を行うためのスキルを習得することを中心に学んでいる。また、中堅リーダー職員は、事業所内で業務の中心的存在であり、事業所や法人を支える大きな存在であるため、組織活動を円滑かつ効果的に進める技術の習得や自分を高めることができるような研修会を行っている。

副主任研修

 副主任は、現場を束ねる主任をサポートする立場にあり、あすなろ会の保育、福祉の現場では最初に就く役職、漫然と役につくのではなく、副主任としての心得を学ぶ研修である。主任同様、管理職と現場職員をつなぐ潤滑油的な役割が求められており、現場の意見を汲み取って、全体を見渡しながら現場へ反映できることなどから、職場の連携に力を発揮することが期待されている。研修は、個々のモチベーションを高めるだけでなく、組織の活性において重要な職員の横のつながりを生み、育てる場でもある。

指導的職員研修

 指導的職員研修では、副主任から副主幹までの職員を対象に、指導的職員として職員の指導・育成のための知識・技術について学んでいる。また、指導的職員としてリーダーシップを発揮しチームケアを推進するため、会議の運営や各部署の問題解決の手法を習得できるような研修会となっている。

管理職研修

管理職研修では、施設長・管理者・次長等の管理的役職にある職員を対象に、管理職に求められる基本的役割を理解し、施設の目標達成に向けて円滑に運営することができる知識や技術について学んでいる。リスクマネジメントや倫理観、権利擁護など利用者の視点で考え、施設全体を見渡すことができる視座を増やすことができるような研修、利用者のことを第一に考えながら、職員が働きやすい職場環境作りに努め、施設全体を見渡すことができる視座を増やすことができるような研修会となっている。